転勤妻の仕事探しは大変?12年間で何度も転職して分かった「私に合う働き方」

家計管理

転勤族の妻として12年間、正社員・派遣・無職・扶養内など働き方を変えてきた40代女性の実体験。転勤妻が仕事探しで感じた求人やテレワークの壁、キャリアを諦めたこと、派遣のメリット、今後の働き方について紹介します。

こんにちは。

転勤族夫婦の妻として、12年間暮らしてきました。

結婚したのは2015年。

それから夫の転勤で南九州→横浜→千葉→北海道と住む場所が変わり、そのたびに私の仕事も変わってきました。

正社員を辞めて、失業保険を受給して、扶養に入り、派遣で働いて、またフルタイムになって……。

そして現在は、また無職。

こうやって書き出してみると、

「私、何回仕事変わってるんだろう(笑)」

という感じです。

でも、12年間こんな生活をしてきたからこそ、今は少しだけ「転勤妻として自分に合う働き方」が分かってきました。

今回は、そんな私の仕事遍歴と、今思うことを書いてみます。

転勤族の妻になってから12年間の仕事遍歴

まずは、これまでの流れをまとめてみます。

南九州で結婚

2015年3月に結婚。

婚前から働いていた会社で、そのまま正社員として働いていました。

このときは会社員なので、社会保険では第2号被保険者。

2018年6月まで正社員を続けました。


2018年5月、夫の転勤で横浜へ

夫が転職し、初めての転勤。

私も仕事を辞めました。

2018年7月~12月は失業保険を受給。

その後、夫の扶養に入り、第3号被保険者として派遣で働き始めました。

2019年1月~2021年8月まで、扶養の範囲内で派遣の仕事。


2021年9月、千葉へ

2回目の転勤です。

千葉でも、まずは夫の扶養内で派遣の仕事。

2021年10月~2022年9月まで働きました。

その後、

「もう少し働いてみようかな」

と、2022年12月から派遣のフルタイム勤務へ。

2024年2月まで働きました。

2024年2月、北海道へ

そして北海道へ転勤。

また仕事探しです。

2024年4月~6月は失業保険を受給。

その後、2024年7月から派遣のフルタイム勤務を始め、2026年4月まで働きました。

育休代替の派遣契約だったため前任者さんの復帰にて契約終了

現在、2026年5月から、また失業保険を受給中。

こうして振り返ると、

転勤→退職→失業保険→仕事探し→再就職

を何度も繰り返しています。

私は「すぐに仕事を探さなきゃ」とは思わない

こういう話をすると、

「転勤するたびに仕事を探すの、大変じゃない?」

と思われるかもしれません。

もちろん大変です(笑)

でも、我が家の場合は、そもそも私が働かないと生活できない家計にはしていません。

夫婦1馬力の給料でも生活できるように、支出を整えています。

だから私の給料は、

プラスアルファ。

生活費を稼ぐために、

「転勤した!仕事がなくなった!早く次を探さなきゃ!」

という感覚ではありません。

私が働く理由は、毎月の生活費というより、

  • 投資に回すお金を増やしたい
  • 娯楽費を増やしたい
  • 社会とつながっていたい

というもの。

だから、転勤後に少し無職期間があっても、そこまで焦りません。

これは、夫婦で家計を整えてきたメリットのひとつだと思っています。

正社員から派遣に変えた理由

最初に正社員から派遣に変えたときには、2つ理由がありました。

ひとつ目は、

夫婦ともに正社員で、住まいまで変わったら大変そうだったから。

引っ越しという大きな環境変化がある中で、夫婦そろって仕事に追われる生活をしたら……

絶対、夫婦喧嘩が増える気がする。

そう思いました(笑)

どちらか一方に余裕があれば、家庭内のバランスも取りやすい。

だから私は、正社員という働き方にこだわらず、派遣という選択をしました。

そして、もうひとつ。

当時はまだ、

「子どもを授かるかもしれない」

と思っていたからです。

正社員から派遣になって、少しのんびり、ストレスの少ない働き方にしておこう。

そんな気持ちもありました。

結果的に、私たちは子どものいない夫婦二人暮らしになりましたが、当時はそんな未来を知るはずもありません。

転勤妻になって、一番諦めたのは「キャリア」

転勤族の妻になって、私が一番諦めたもの。

それは、

キャリアです。

正社員を辞めてから、同じ会社でキャリアを積み上げるという道はなくなりました。

たまに、昔の正社員時代の同僚と話すことがあります。

みんな、それぞれの場所で仕事を続けている。

頭も身体もフル回転させながら、上司や組織の愚痴を言いながら(笑)、それでも頑張っている。

そんな話を聞くと、

「いいなぁ」

と思うこともあります。

もちろん、仕事が大変なのは分かっています。

でも、

「私もあのまま続けていたら、今ごろどうなっていたんだろう?」

と考えることはあります。

これが、転勤族の妻として生活する中で感じる、ひとつの寂しさかもしれません。

それでも、派遣という働き方は私に合っていた

一方で、派遣になって良かったと思うこともたくさんあります。

派遣は基本的に、

契約内容に書かれている仕事をする。

これが私にはすごくラクでした。

正社員のように、

「会社のためにもっと頑張らなきゃ」

「将来のキャリアを考えなきゃ」

というプレッシャーが少ない。

そして、

「合わなかったら、契約更新のタイミングで更新しなければいい」

と思えるのも気楽でした。

ありがたいことに、良い職場、良い方々に恵まれてばかりで

今まで実際に更新しなかったことはありませんけどね(笑)

それでも、「辞める選択肢がある」と思えるだけで、精神的にはかなりラク。

転勤族の妻にとって、これは大きなメリットだと思っています。

北海道に来て感じた「仕事探しの壁」

ただ、北海道に来てからは、仕事探しでちょっと困りました。

関東から北海道へ引っ越して、一番感じたのが、

求人の選択肢が少ないこと。

特に私が希望していたようなテレワークの求人がほとんどない。

そして、時給も関東と比べると低い。

「場所が変わっただけなのに、こんなに求人条件って変わるんだ……」

と実感しました。

転勤族の妻にとって、これはかなり大きな問題です。

自分が好きな仕事を探すというより、

「この土地で、次の転勤までできる仕事を探す」

になってしまうから。

転勤妻に一番欲しいのは「場所に縛られない仕事」

今の私が一番欲しいものは、

全国どこでもできるテレワークの仕事です。

いや。全国どころか、

世界のどこにいてもできる仕事がいい!!

夫の転勤で住む場所が変わっても、仕事を辞めなくていい。

北海道に行っても、また別の県に行っても、海外に行っても、

「仕事はそのままです」と言える。

これ、転勤族の妻にとっては最高じゃないですか?

転勤のたびに、

「さて、今回はどんな仕事を探そう……」

とならなくていい。

キャリアも、ある程度つなげられる。

45歳になった私が今一番魅力を感じるのは、そんな働き方です。

40代前半までは、次はどんな仕事しようかなっとワクワクしてましたが

プレ更年期でしょうか、、、エネルギーがなくなったようです。

今なら「関東にいるうちに探しておけばよかった」と思う

そして、今になってちょっと後悔していることがあります。

それは、

関東に住んでいたときに、全国どこでもテレワーク可能な仕事を探しておけばよかった。

ということ。

関東は、やっぱり求人の選択肢が多い。

せっかく求人がたくさんある場所に住んでいたんだから、

「次の転勤でも続けられる仕事」

という視点で探しておけばよかったなと思います。

そのときは、まさか北海道でここまでテレワーク求人が少ないとは思っていませんでした。

転勤族の妻になることが分かっているなら、

「今住んでいる場所で働ける仕事」だけではなく、「次の場所でも続けられる仕事か?」

という視点も持っておけばよかった。

これは12年間転勤を繰り返してきた私の、ちょっとした後悔です。

無職期間が長くなると、それはそれで問題が……

現在、私は無職期間です。

失業保険を受給しながら、次の仕事を考えています。

ただ、ずっと仕事をしていないと、それはそれで感じることがあります。

最近の私は、

「脳みそがどんどん衰退していく……」

と感じています(笑)

時間の使い方も、どんどんへたっぺになってきた。

そして、

判断力も鈍ってきた気がする。

仕事をしていた頃は、毎日何かしら考えて、時間に追われて、決断して。

それがなくなると、

「今日、何しよう?」

から始まる。

自由って素晴らしいんですけどね。

自由すぎるのも、私には向いていないのかもしれません(笑)

だから、やっぱり「何かしら仕事をする」というのは、社会とのつながりという意味でも必要なのかなと思っています。

正社員に戻りたい?と聞かれたら

では、正社員に戻りたいか?

と聞かれると……

漠然とは戻りたいかもしれない

でも、現実的に考えると、

夫婦で一緒に住むことの方が、私は大事だと思っています。

夫が転勤するたびに、私だけ別の場所に残って仕事を続ける。

そこまでしてキャリアを優先したいかと言われると、

今の私は「そこまではしなくていい」と思います。

もし、場所に縛られずに働ける正社員の仕事なら?

それなら、「正社員でもいいかも」と思います。

結局、私が欲しいのは「正社員」という肩書きではなく、

場所に縛られずに仕事ができること。

なんですよね。

これからは「月5万円くらい」でいい?

そんな私に、夫が言っていることがあります。

「タイミーとかで月5万円くらい稼げばいいんじゃない?」

我が家は1馬力でも生活できるようにしているので、

私がフルタイムで働くことは必須ではありません。

月5万円くらいを自分で稼いで、

投資に回したり、ちょっとした娯楽に使ったり。

そして夫いわく、

「それなら気兼ねなく一人で旅行できるんじゃない?」

とのこと。

なるほど。

確かに、

「これは私が働いて稼いだお金だから!」

と思えば、夫を置いて一人旅行するのも気兼ねなくできそうです(笑)

今後は、そんな働き方もありなのかもしれません。

転勤妻の働き方は「正社員か専業主婦」だけじゃない

12年間、転勤と仕事を繰り返してきて思うのは、

転勤妻の働き方って、

「正社員でキャリアを積む」か「仕事を辞める」かの二択ではない

ということ。

私の場合は、

正社員
↓
失業保険
↓
扶養内派遣
↓
フルタイム派遣
↓
失業保険

と、その時々の環境に合わせて変わってきました。

その時の自分たちの暮らしに合わせて、働き方を変えてきた。

キャリアを諦めた部分はあります。

でも、その代わりに、

夫婦で一緒に暮らすこと。

引っ越し先で新しい生活を始めること。

仕事に追われすぎないこと。楽しめる仕事をすること。

そんなものを選んできたんだと思います。

そして今は、

「場所に縛られずに働ける仕事」

が欲しい。

もしそんな仕事が見つかったら、私の働き方はまた変わるかもしれません。

転勤族になるなら「次の転勤」を考えて仕事を選ぶ

これから結婚する人。

転勤族の男性と結婚する人。

そして、これから転勤族の妻になる人。

もし私が12年前の自分にアドバイスできるなら、

「次の転勤でも続けられる仕事を意識して探してみて」

と言いたいです。

特に関東圏にいるなら、

全国どこからでもできるテレワークの仕事を、今のうちに探しておけばよかったよ!

と。

もちろん、そんな仕事が簡単に見つかるわけではありません。

でも、

「今の場所で働ければいい」

ではなく、

「住む場所が変わっても続けられる?」

という視点を持っておくだけでも、仕事選びは少し変わったかもしれません。

私もまだ模索中です。

次の転勤があるかもしれない。

夫の働き方も変わるかもしれない。

私自身も、また働き方を変えるかもしれない。

でも、12年間の経験を経て、今はかなりはっきりしています。

私が欲しいのは、

「どこに住んでも続けられる仕事」

です。

できれば、

世界のどこにいても(笑)。

まとめ

転勤族の妻として12年間暮らしてきた私が、今思うこと。

  • 転勤のたびに仕事を辞め、再就職を繰り返してきた
  • 我が家は1馬力でも生活できる家計なので、仕事を急いで探す必要はない
  • 私が働く理由は生活費より、社会とのつながりや投資・娯楽費のため
  • 正社員から派遣になったことで、夫婦の生活に余裕ができた
  • 一方で、キャリアを諦めた寂しさはある
  • 北海道ではテレワーク求人の少なさや時給の違いを実感した
  • 今一番欲しいのは「場所に縛られない仕事」
  • 関東にいるうちに、全国どこでもできる仕事を探しておけばよかったと思う
  • これからは月5万円くらいの仕事+自由な時間という働き方もありかもしれない

転勤族の妻だからこそできる働き方もある。

そして、転勤族だからこそ欲しい働き方もある。

私もまだ答えは出ていません。

でも、次に仕事を探すときは、

「この仕事、次の転勤先でも続けられる?」

を、今まで以上に意識して探してみようと思います。

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